2.糊

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ドライマウントフィルム

Wrote by Roki Jul.30.2002 情報追加 最近発見した優れもの!)
Feb.14.2002 情報追加
Mar.31.2001 やり方を少し更新

ドライマウントとは、水を使わないで貼る、という意味です。
ヒートメルト(ホットメルト*1 )というのは、温度が高くなると(100℃前後)溶け、冷めると(常温)固まる性質のものをいいます。
工業的には接着剤としてとても広い分野で使われていて、今ではホットメルトなしでは何も作れない、というくらい広まっています。今までの接着剤に比べて、溶剤を使わなくてもよくて安全なこと、接着時間がとても短いこと、取り扱いが簡単なこと、などが画期的。
車のシートや、スポーツウェアなどもこれで貼りつけてしまうらしい。しかし、一般用家庭用にはほとんど出まわっていなくて、なかなか買うことが出来ません。
ホームセンターなどで、銃タイプの過熱器に棒状の接着剤を入れるものが、売られているくらいです。路鬼としては腹立たしい限りです。(Jan.2002)

これは、1998年に路鬼がアメリカで知った「写真やポスターを貼るための」ヒートメルトタイプの接着剤です。

ドライマウントフィルムは、一見軟質ビニールのような、透明な薄いフィルム*2です。 材質は*3 PVA(ポリビニルアルコール)というホットメルト接着材料です。焼却可能。

このシートを切る紙の裏に貼っておき、そのまま切ります。
切り終えた作品を台紙に貼るとき、糊をつける必要がなく、位置決めしてそのまま(めくったり、動かしたりしないで)貼れるので、非常にです。
水をつけると伸び縮みしてしまう紙、細工が細かいもの、サイズが大きな作品には、これが一番だと思います。ただし、一般的な糊より、多少金額が高くなります。
本当は、専用のヒートプレス機械があるのですが、輸入品で高価(B4用で十四万円)です。そこで、一般家庭にもあるヒートプレス器、アイロンを使って接着します。

  • このフィルムは摂氏65度で溶け始めます。
  • 冷える時に接着力がでるのでアイロンをかけたあと、固定して冷ますことが大切。
  • 路鬼が使っているのは、商品名「フュージョン4000」といいます。

銀座の写真用品専門店 の「銀一」で買うことが出来ます。幅61cm×25mで ¥12,000(消費税別)です。
また、路鬼にメールを下されば、少量ならお分けできます。幅61cm×1mで ¥500。10cm単位で切ります。

最近発見した優れもの!!

追記 Excursus Jul.2002

最近は洋裁用の「接着芯」を使っています。これはシートではなくウェブ(網目状)のホットメルトで、フィルムより薄く、薄いのでリリースペーパー(シリコン紙だと思う)と一体になっています。大手の洋裁用品店に売っています。
フュージョン4000よりずっと入手しやすいのでお勧めです。
薄いので、物によってはフュージョン4000に比べると多少接着力が落ちます。薄い紙、薄めの和紙、薄い布などには、こちらの方がいいと思います。紙の表面がラフな場合は、フュージョン4000でないと貼りつかないことがあります。
買うときは「両面接着芯の芯のないもの(要するに接着剤だけ)」と言って下さい。92cm幅1mで600円(多分全国同じような金額)だと思います。金額的にはフュージョン4000と同じくらい。
使い方は、フュージョン4000と同じですが、温度はフュージョン4000より高め(100度~)に、クッキングシートは要りません。

  1. Heat melt , Hot melt []
  2. ビニールのようなと書きましたが、このフィルム自体はビニールつまり、塩化ビニールではなく、ポリオレフィンフィルムと呼ばれるものだと思います。熱で溶けるという性質上。たぶんだけど。説明の都合上、ビニールと書きました。Feb.2002 []
  3. 調べたら分かりました。PVAって合成糊もそうですよね。 []
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