2.必要なもの

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下絵用の紙

切絵は基本的に、下絵を別紙に描いて、それを切る紙と一緒に重ねて切ります。
つまり、二枚を一緒に切るので下絵用の紙は薄いほうが良いのです。

手に入れやすいのはノートやコピー用紙ですが、紙を白くするための填料*1がナイフの刃を痛めます。
なるべく裏が透けて見えるような紙を使いましょう。

(でも、どんな紙でも使っちゃダメということはありません。便利さに勝てずコンビニのコピーを使うこともあるし。)

コピー用紙なら、通常より薄いものを。
右は普通のコピー用紙(再生紙) 64kg。左は薄手のもの 46kg。*2

薄いコピー用紙をお勧めするのは、プリンタやコピー機に使えるからです。
トレーシングペーパーは薄すぎて使えないのです。

トレーシングペーパーの薄手のもの*3

クロッキー帖も紙が薄いので使えます。
もちろんスケッチなどを描くこともできるので、持ってると便利。

(右上の写真もクロッキー帖)

以前(20世紀)お勧めしていたタイプ用紙*4 

製造中止のようです。

  1. 填料:てんりょう 紙の繊維の隙間を埋めて透き通りにくくする。鉱物質の白い粉。 鉱物なので刃が磨り減って切れにくくなります。刃を取り替えなくてはならず(または研ぐ)、不経済&面倒です。 []
  2. 紙の厚さは既定枚数の重さによって表します。重さの軽い方が薄いということ。 []
  3. トレーシングペーパーは、紙の繊維を溶かして透けるようにしてあります。表面がつるつるなので刃が滑ります。厚手のものはなかなか透けないので特につるっつる []
  4. 間にカーボン紙をはさみ、タイプ(トントン叩くやつ)でコピーを作っていた頃の紙。薄くて丈夫さが求められるので「使える紙」でした…。現在(21世紀初頭)ではそんなコピーは使われなくなり、前世紀の遺物的なものに…(本当に世紀をまたいで消えた)  []
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